ほとんどの人にとって、家づくりは予算とのにらめっこ。
「60坪以上の南向きの土地に、4LDKで仕様はすべてグレードアップした最上級のものを…」
無限に予算があって、こんなふうに希望するものすべてを叶えられる人なんてそうはいません。実際、「建物の予算は外構を含めて2200万円くらいまでで」と考えていても、実際に打ち合わせをしてみると100万円前後予算オーバーしてしまうことが時々あります。
この場合、6帖の予定だった子ども部屋を4.5帖にしたり、キッチンのグレードを下げたりすれば金額を抑えることができます。
しかし、この方法だと床面積が狭くなったり必要とする設備を取り入れることができず満足のいく暮らしができない可能性も。実は、床面積や設備の仕様を変えずにコストダウンをする方法があります。今日はその方法をご紹介します。
面積を変えずにコストを下げる方法
①屋根の形をシンプルにする
屋根の形には4方向に傾斜がある寄棟、2方向に傾斜がある切妻、片流れなどいくつかのタイプがあります。寄棟は台風などにも強く頑丈な一方、屋根の面積が一番広いためその分材料費がかかりコスト的に一番高くなります。次に高いのが切妻、一番初期費用が少なくて済むのが片流れタイプです。形状がシンプルなため安く施工できるからです。
②家のかたちを四角形にする
複雑な形の家ほどコストは上がります。複雑な形ほど壁の面積が広くなりそれだけ材料費がかかるからです。逆にいえば、シンプルな四角形の形であればコストは抑えられます。敷地にもよりますが、同じ広さでシンプルな形にできるのであればコストダウンが期待できそうです。
③収納の扉を省く
収納には扉がついているのが一般的。だから、扉がないなんて…?って思われるかもしれませんね。でも、頻繁に使うところは扉をつけずに目隠しにすることでその分コストダウンすることができます。同じように、子ども部屋の収納も扉をつけないのもひとつの方法です。コストダウンになると同時に、周囲から見えるので日ごろから片付けの意識が根付きやすいという利点も。
④必要以上にバルコニーを大きくしない
バルコニーは広ければ広いほどコストが上がります。一般的には90センチ程度あれば洗濯物が十分干せるので、それを目安として考えてよさそうです。
⑤階段を仕切らずリビング階段にする
間取りを工夫することでもコストダウンできます。階段を扉で仕切るとその扉の分だけコストがかかりますが、リビング階段にすると扉が必要ありません。リビング階段は家族間のコミュニケーションが取りやすいのも特徴の一つですので、一石二鳥といえます。
まとめ
家は金額が大きな買い物ですが、その金額の中身は多数の建材や設備を積み上げてできたもの。だから、家の大きさを変えずにコストダウンをしようとすれば必然的に細かなものの見直しをしていくこととなります。基本的には、家のかたちや間取りはシンプルであればあるほど費用を抑えられるので、予算オーバーになった時は上に挙げた見直しをしてみてください。
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