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【土地探し】希望の家が建てられない?チェックすべき建ぺい率と容積率って?

この記事は約1分49秒で読めます

こんにちは。桧家住宅の長野です。

先日、通勤用のバッグを通販で購入したんですが、サイズをちゃんと見てなかったのでA4ファイルが入らなくてがっかり。しっかり商品ページに寸法が書いてあったのでよく見ておくべきでした。

土地探しをしていると、物件概要の部分に「建ぺい率」と「容積率」が必ず書いてあります。物件概要を見るとき、大きく書かれている土地のエリアや価格に目が行きがちですが、実はこの「建ぺい率」と「容積率」を知らないと希望の家が建てられないかもしれないんです。

今日は、そんな「建ぺい率」と「容積率」についてご紹介します。

建ぺい率と容積率ってなに?

・建ぺい率とは
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合をいいます。2階建ての場合、一般的な一戸建ての形であれば、1階か2階どちらか大きいほうの面積を考えましょう。この建築面積が、敷地に対してどのくらいの割合を占めるのかを表したものを「建ぺい率」と呼びます。建ぺい率が60%と定められたエリアにある100㎡の敷地の場合、建築面積は60㎡までの家が建てられるということになります。

・容積率とは
容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合をいいます。(延床面積とは各階の床面積の合計をいいます。)例えば、容積率が100%と定められた100㎡の敷地には、1階が60㎡で2階が40㎡を合計して100㎡の家が建てられるということになります。

建ぺい率と容積率の限度は都市計画法でそれぞれ定められていますが、立地の条件や家の形状などによって緩和規定が設けられています。例えば、建ぺい率の場合だと幅1mいないのバルコニーや軒、庇は算入されなかったり、容積率だと延床面積の3分の1までの地下室や、延床面積の5分の1までの車庫は算入されなかったりします。

購入した土地に希望の家が建てられない?

建ぺい率や容積率は、用途地域の組み合わせによって異なります。例えば、低層住宅地によくある「建ぺい率50%、容積率100%」の土地には、一般的に2階建ての家までしか建てられません。

また、高級住宅地で見かける「建ぺい率30%、容積率60%」の場合、まあまあ広い土地でないと小さめの家しか建てられないことも。自分が建てたい家を明確にしておくことが大事です。

しかし、建てられる家を制限するのは建ぺい率と容積率だけではありません。低層住宅地だと、家の高さを制限されたり日照を確保するための規制があったりします。さらに、自治体ごとで定められている規定もあります。

これらを踏まえて、最終的に建てることができる家が決まってくるので、それぞれの事項をしっかりと確認して土地探しをすることがポイントです。

建ぺい率と容積率の計算は少し難しいと感じる方も多いでしょう。ぜひ土地探しをするときは、土地探しと家の建築を一貫して考えてくれる住宅メーカーに依頼することをおすすめします。

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