こんにちは。桧家住宅の長野です。
家づくりをはじめると、「どこに寝室をつくるか、どんな内装にするか、どんな生活動線にするか」などなど、決めないといけないことがたくさんありますよね。
そんななか意外と見落としがちなのが「収納計画」です。もっとしっかり収納計画をしておくべきだった…と後悔する方も少なくありません。
今回は、収納計画で失敗しないために注意すべき3つのポイントについてご紹介します。
収納をつくるときの3つのポイントって?
①収納の広さは最適?
寝室でよく見る「ウォークインクローゼット」は、その名の通りクローゼット内に人が入れるくらいの広さがある収納です。服に限らず、扇風機などの季節の電化製品やキャリーバッグなどの旅行グッズも収納することができるのが魅力のひとつです。
しかし、「ウォークインクローゼットをつくったのはいいものの収納するものがそれほどなくて無駄なスペースになってしまった」なんてことも。
反対に、収納できる量が少なすぎて不便な場合もあります。例えば、子ども部屋にクローゼットをつくるときは、お子さんが大きくなるにつれて学校の教材などの荷物もどんどん増えていきます。ですので、少し大きめのクローゼットにすることをおすすめします。
②収納棚の奥行は最適?
収納内部に棚をつくるときは「奥行」に注意が必要です。見落としがちなところですが、失敗すると使い勝手が悪くなってしまう重要なポイントです。
例えば、キッチンに食品庫(パントリー)をつくるとします。食品庫に収納するものは、細かいものが多いので、棚の奥行が深いと奥に収納したものが取り出しにくくなってしまいます。
どんなものを収納するのか、収納するものの大きさもある程度把握しておいて、棚の奥行にも注意するようにしましょう。
③収納扉は必要?
収納に扉を付けて中が見えないようにするか、扉を付けずにオープンタイプにするかもしっかり検討が必要です。例えば、書斎の収納は物の出し入れがしやすく作業がスムーズにできるように扉を付けないほうが使い勝手がよくなります。
反対に、リビングなどの人目に付く場所につくる収納は扉を付けて中が見えないようにしたほうがすっきりきれいに見えます。
このように、収納をつくる場所に合わせて扉を付けるか付けないかを決めるようにしましょう。
いかがでしたか?
収納をつくる際は、5つのステップで考えてみるとスムーズです。
(1)収納するものをまずか書き出してみる
(2)どこに何を収納するのかを考える
(3)どんな収納をつくるのかを考える
(4)将来のことも考えつつ収納量もある程度考える
(5)収納するものの使用頻度を考える
収納は、あればあるだけ便利だというわけではありません。収納スペースを多くとる=居住スペースが狭くなるとも言えます。どこに何をどのくらい収納するのかをしっかりと考えて、快適に使用できる収納計画をしましょう。
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