こんにちは。桧家住宅の長野です。
家づくりをスタートするタイミングは人それぞれ。なので、「このタイミングが正解！」というものは、ありません。
でも、タイミングを決めるために重視するポイントはあります。今回は、そのポイントについてご紹介します。
どのタイミングで家づくりをはじめる？
①子どもができた・生まれたから：23.8％
一番多かったのが「一緒に住む家族が増える」タイミング。「子どもが生まれた（る）ので今住んでいる賃貸では手狭…」という理由で始める方が多いようです。
賃貸だと、子どもが1人くらいならなんとかなります。しかし、2人、3人となると部屋の広さや収納も足りなくなってきます。
②家賃を支払うことが嫌になったから：23.3％
次に多かったのが、「家賃を支払うことが嫌になったから」という理由。
先程の話ともつながるのですが、子どもが増えて3LDKや4LDKも借りようと思えば借りられますが、高い家賃を支払うことに。
賃貸に一戸建ての広さを求めると、どうしても割高になってしまいます。「家賃を支払うくらいなら、家を建てたほうがいい。」ということで、家づくりを始める方も多いようです。
③前の住まいに不満があったから：21.8％
3番目に多かったのが、「前の住まいに不満があったから」という理由。子どもの成長、家族構成やライフスタイルの変化などによって、間取りへの不満が生じたり、水まわり設備の使い勝手の悪さから、毎日の家事が苦痛だったり。
住まいへの不満が、家づくりをスタートするきっかけにもなっているようです。
※出典：at home「ユーザー動向調査 住宅購入のプロセス＆マインド2020」
重視すべきポイントって？
ここまで、家づくりをスタートするきっかけをご紹介しました。ここからは、スタートするタイミングで重視すべきポイントをご紹介します。
①資金だけで考えるのであれば早いほうがいい
お金の面だけで考えるのであれば、スタートは早ければ早いほうが良いです。特に、今賃貸にお住まいの場合は、家を建てれば家賃が住宅ローンの支払いに変わるので、毎月支払っているお金を、他人の資産ではなく自分の資産に投資することになるんです。
②住宅ローン金利や消費増税などはコントロールできない
住宅ローン金利が上がるのか下がるのか。当たり前ですが、誰にも予測できません。
住宅ローンを3,000万円借りた場合、金利1%と2%では総支払額に600万円以上の差が生じます（35年返済、元利均等で計算した場合）。借りる金額が大きいので、たった1%違うだけで、こんなにも差が生じるんです。
このような外的要因は、コントロールできるものではありません。「住宅ローンの総支払額をできるだけ抑えたい」と考えるのであれば、金利が低いうちにスタートしたほうが良いです。
③周りの意見に流されないようにする
よく、「友達が家建ててたし、そろそろ建てたほうが良いのかなと思って」という方がいます。反対に、「まだ友達も建ててないし、うちもまだ先かな」という方も。
でも、注意していただきたいのが「友達の状況」と「自分の状況」が、全く一緒ではないということ。
もし仮に家族構成も同じで、子どもの年齢も同じくらいだったとしても、今後のライフプランまで一緒ということはありません。
あくまでも、「金利が低いうちに」「今の賃貸が手狭になってきたから」「子どもが小学生になる前に」というように、自分でタイミングを決めるようにしましょう。
いかがでしたか？
ポイントをまとめると、
・家づくりスタートのきっかけで多いのは「子どもが生まれた」「家賃がもったいない」「前の住まいに不満があった」の3つ
・資金だけで考えるのであれば、早いほうがいい。金利や消費税など外的要因はコントロールできない
・周囲に流されず、あくまでも自分のタイミングで始める
いかがでしたか？どのタイミングが自分たちにとって最適かをしっかり明確にしておくと、決めやすくなりますよ。
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