こんにちは。桧家住宅、工務部の遠座です。
今回のブログでは現場監督の立場として、家を着工する一番初めに行うことである「地鎮祭」のことについてお話ししていきます。
建物と神様
家とは単なる建築物ではありません。
古くから日本人は、御正月には歳神様（としがみさま）、御盆には祖先の御霊（みたま）を家に御迎えする伝統を大切ににてきました。
家とは神様を御迎えする特別な場所でもあります。又、家を建てる時には、工事の無事や安全を神様に祈る神事が行われます。それは長い時間を経て現在に伝えられて居ります。私達は節目ごとの祝いを神様に感謝し喜びをともにして参りました。
地鎮祭
「とこしずめのまつり」や「じまつり」とも言われて居ります。もっとも一般的で重要な建築のお祭りです。工事を始める前にその土地の神様に御挨拶し、土地を祓い清め、これから行われる工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。
お施主様のほか工事関係者も参列し、敷地の中に祭壇を設け、お供物をし、その土地の神様を御迎え致します。神様を御迎えして行われる「お祭り」であることに意義があります。その土地をお守りくださる神様を大地主神様（おおとこぬしのかみさま）といいます。
最近では、地鎮祭などの神事を行わない方もいらっしゃるようですが、一生に一度の体験となることですので是非執り行いましょう。
福岡・熊本の注文住宅 桧家住宅
工務部 遠座嘉男
