注文住宅で家を建てる時、せっかくならお洒落なデザインを取り入れたいですよね?
壁紙や照明、家具など様々なところでこだわりを反映させる事が出来ますが、階段の設備を利用する『スケルトン階段』も人気のある1つです。
家づくりをしている方の中にもスケルトン階段が気になっている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はそんなスケルトン階段を取り入れるメリットとデメリット、取り入れる時のアイディアをご紹介したいと思います。
スケルトン階段は「オープン階段」「シースルー階段」とも呼ばれます。
階段の骨組と踏み板のみで出来ており、踏み板と踏み板の間の蹴込み(けこみ)がない階段の事を言います。
スケルトン階段の3つのメリット
【①開放的に空間を作る事が出来る】
階段の先まで見通す事が出来るので、奥行き感が出てきます。部屋の奥まで見渡せるので部屋に開放感が生まれます。
【②部屋の隅々まで光がしっかり届きやすい】
階段に隙間があるため光が入った際に隙間を通り、部屋の隅まで行き届かせる事が出来ます。それにより、部屋全体が明るくなります。
【③通風性に優れている】
風も階段の隙間を通る為、部屋全体の風通しが良くなります。部屋の端から端まで風が通る為、部屋の中の空気が循環します。それにより、寒い日の暖房や暑い日の冷房の効果が、より効果的になり、室温が一定になるのでストレスが少なく快適に過ごせます。
スケルトン階段の3つのデメリット
機能的に素敵なメリットがあるスケルトン階段ですが、その一方、デメリットもあります。
【①小さい子供の転落の可能性がある】
階段の踏み板と踏み板に隙間があり、また手すりと踏板の間にも空間が出来るので小さい子供の転倒の恐れやケガの原因となる場合があります。
【②階段下収納が作りにくい】
隙間が多く存在する事や、光や風の通りを確保するために階段下にスペースをつくる事が必須となります。通常の階段の際には中が見えない階段下収納として活用する事が可能ですが、スケルトン階段ではそれが出来ず、“見える状態”でものを置く事しか出来なくなります。
【③コストが高い】
スケルトン階段を作る為には、蹴込みがない分、階段の強度を確保する事がとても重要となってきます。強度を確保する為に、使用する材料が制約を受けることがあります。それ故、設置費用が高くなってしまいます。
スケルトン階段を設置する際のアイディア
ではスケルトン階段を作りたい!
となった時にはどのような事に気を付ければいいのでしょうか?
そのアイディアをご紹介します。
◆踏み面の面を深く取る
◆段差を浅くする
◆手すりを必ず設置する
◆落下防止の為に『踏み板と踏み板の隙間』や『手すりと踏み板の間』にネットやガラス板を設置する。
いかがでしょうか?
お洒落な家を作る時に気になる存在の“スケルトン階段”の設置を検討する時に知っておきたいメリット&デメリット&設置アイディアをご紹介しました。
是非参考にしてみて下さいね。
スケルトン階段は桧家住宅の展示場でもご覧頂けます。
桧家住宅の展示場ご予約はこちらから
https://www.searshome.jp/showroom/
桧家住宅の完成見学会の詳細はこちらから
https://www.searshome.jp/category/topics/completetour/
福岡・熊本の注文住宅 桧家住宅 山下