こんにちは。桧家住宅の山下です。
土地探しをする時、土地の金額を確認しますよね？
この時、土地の本体金額のみ確認していませんか？
実は土地を購入する際には土地本体の金額以外にも費用がかかります。
売地には金額が表示されていますが
この金額だけで土地は買えないんです。
諸費用が追加でかかります。ですので、土地を購入する際には土地の本体金額よりも高く支払いをしなければなりません。
もし、これを知らずに土地の本体金額の表記だけで予算を考えてしまうと
実際の金額はオーバーしてしまいます。
そうなると家の設備や素材のグレードを下げる等して建物予算を減らす事に…。
それは嫌ですよね？
ですので、土地を買う前に土地に関わる諸経費を確認することをおすすめします。
本日はそんな土地購入時に必要となる諸経費についてご説明したいと思います。
どんな諸経費が掛かるの？
土地を購入するまでには、様々な会社による作業が必要です。
必ず必要な事、土地の状況に応じて必要となる事があります。
もし、土地本体の金額が安かったとしても追加の作業が多い土地であれば
その分トータルの金額は高くなります。
ですので、まずはどんな土地にどんな作業や諸費用が必要か知っておきましょう。
必ず必要となる諸経費
登記費用
土地や建物ごとにその”状況”や”権利関係”を登記申請しなければなりません。
登記の手続きをする時には『登録免許税』、依頼する司法書士への『司法書士報酬』
が必要です。『司法書士報酬』には司法書士の交通費や登記事項証明書の取得費用も加算されます。
境界確定費用
境界確定を行う際の費用です。
土地家屋調査士に依頼し、行政の図面を基に土地の測量をしてもらいます。
そして隣の土地の方と確認し境界を正式に決めるものです。
これは必ず行わないといけない訳ではありませんが、
家に住み始めた後のトラブル回避の為にほとんどの方が行います。
場合によって必要となる諸経費
仲介手数料
購入する土地に不動産屋や住宅メーカー等の仲介会社がいる場合に必要です。
仲介手数料は土地の売買価格に対して3％＋6万円(税別)が上限となります。
これは土地の価格が400万円以上の場合ですが、土地の売買価格により変わります。
土地の地目変更登記費用
購入する土地の地目によっては地目変更が必要です。
その際には登記の専門家である土地家屋調査士や司法書士に依頼します。
そして、土地家屋調査士や司法書士に代理人として地目変更の登記申請書類を法務局へ提出してもらいます。
よって、土地家屋調査士や司法書士への依頼費用が必要です。
地盤調査費
地盤調査を希望するとその際に地盤調査費用が必要となります。
購入する土地に家を建てても大丈夫であるか、土地の荷重や沈下に対する強度を調べるものです。ただ、建物を建てる時に地盤の強度はとても重要です。
住宅メーカーによって有料のところと無料のところがあります。桧家住宅の福岡・佐賀・熊本エリアでは無料で地盤調査をしています。
いかがだったでしょうか？
諸経費は一般的には土地の売買価格の5％～10％と言われますが、土地の状況によって変動します。
是非、気になる土地を見つけたら諸経費の目安も一緒に確認してみてくださいね。
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