こんにちは。桧家住宅の山下です。
家づくりをお考えの方、注文住宅で間取りを考えるときに先輩方が一番“後悔したな”と思った事は何だと思いますか?
そうなんです。収納 なんです!
なんと、7割の方が収納で後悔したと思っているんです。
(引用元:不動産・住宅サイトSUUMO “先輩136人の「しまった!ランキング」”
⇒https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_plan/h0wp10049/)
実は一戸建て住宅の標準的な収納率は13%程度と言われています。
ここで、収納率とは、住宅の床面積に占める収納面積の比率の事です。
私はこれを知った時に結構大きいなぁと感じました。
収納部分は家の1/10以上を占める為ないがしろには出来ないですよね。
また、収納は大きさと共に使い勝手によって生活の快適さが左右されるので、重要なポイントの一つですよね。
しかし、リビングやキッチンに比べて収納は普段生活する中で意識する事は少ないと思います。そして、様々な要因で収納の中身が変化しますよね。季節、住む年数、住む人数等。
だから、どのくらい収納スペースを作ればいいか難しいですよね…。
たくさん作るのにも限界があるし…。
そんな悩みを解決してくれるのは…小屋裏収納です。
まず、小屋裏収納とは?
屋根下の空間を活用した収納スペースのこと。
元々ある家の面積を増やすことなく収納スペースだけUPすることが出来るんです。
それって凄く素敵ですよね!効率的に収納する事が可能なツールなんです。
小屋裏収納には建築基準法で定められた2つの条件があります。
(1)天井高を1.4m以内
(2)下階の床面積の半分以内
これをクリアすればOKです。
最近は、さらに便利な固定階段付きの小屋裏収納も増えてきています。
固定階段であれば、はしごに比べ安心して重たい荷物を持ったまま上がる事が可能です。
ただ、小屋裏の固定階段の設置は自治体によって出来ないエリアもあるので事前に住宅会社等に確認されるのをお勧めします。
小屋裏収納を間取りに組み込む3つの理由
では、何故小屋裏収納を間取りつくりに取り入れたほうが良いのか?
お勧めするポイントは3点です。
①【家つくりの費用効率化】…元々ある空間を利用できる
小屋裏収納は住宅の“最上階(2階建てなら2階)の天井”と“屋根”の間に元々存在する空間に作った収納スペースの事です。新たに収納スペースの為に床面積を設けるよりも費用を抑える事が可能です。
②【固定資産税対策】…床面積に計算されない
固定資産税は、「固定資産」(土地、家屋、償却資産等)を所有する人がその固定資産から算定される税額を固定資産が所在する市町村に納める税金です。
ここで重要なのが先ほど説明した“小屋裏収納と認められる2つの条件”です!
(1)天井高を1.4m以内
(2)下階の床面積の半分以内
この条件であれば小屋裏収納スペースは階数にカウントされません。よって、小屋裏を活用すると固定資産はそのままで+αの空間を手に入れる事で出来るんです!
(もし条件を上回り1.5m以上 or 下階の床面積の1/2以上の空間を作ってしまうと、2階→3階建て扱いになってしまい、固定資産税が増えてしまうのです…
③【癒し空間創出】…普段お仕事を頑張っているパパさんのリラックス空間にも出来る
※男性は秘密基地が好きですよね。
仕事で疲れている時、たまには家事や子育ての休憩をしたい時がありますよね。
ちょっと一人の時間を取り、リフレッシュするのも家庭円満の秘訣ですよね。是非活用してみて下さいね。
いかがでしたか?
今回は先輩方が注文住宅で間取りを考えるときに一番後悔したと思った悩み〈収納〉の解決方法として
【小屋裏収納】をご紹介しました。
次回は、桧家住宅八代展示場の小屋裏収納のご紹介と、実際に小屋裏収納を採用されたお客様の実例をご紹介したいと思います。
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