こんにちは、桧家住宅の鈴木です。
前回もお話しさせていただいた「畳」のお話のつづきです。
日本には茶道、茶の文化があります。歴史は深く茶を飲む習慣と茶の製法は平安時代に遣唐使によってもたらさ れたとされ、当時中国茶は現代の烏龍茶に似たものと考えられていて、この茶の色こそが現代日本人のいうところの茶色であるらしいですよ。
おっとっと畳のお話でした。安土桃山時代からは茶室で楽しむようになりました。その茶室は基本小さいものです。茶室は、もちろん「畳」がひいてあります。
茶室の大きさを表す際は、畳の大きさで表現します。4帖半、3帖もありましたが、おもしろいのは、4帖台目(よんじょうだいめ)、3帖台目(さんじょうだいめ)などとも呼ばれました。
台目(だいめ)とは?今ではあまり使われませんが、畳4分の3のサイズを表現しています。今の建築では出てこない表現ですが、畳の大きさを表す言葉です。たった1帖半の茶室もありました。茶室は日本文化を知るのに大変興味深い建築です。
この 秋、「畳」になぞらえて日本文化に触れてみるのは如何でしょうか?
次回も畳の世界のお話ができればと思います。
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