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日本の気候と畳の機能

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みなさま、こんにちは。桧家住宅の鈴木と申します。

今年もあと1ヵ月チョットとなりました。風邪など引かずに2016年を迎えたいですね。

今日も少し畳の話をさせて下さい。

もうすぐ本格的な寒さがやってきますが、日本の住宅は長く夏を旨として建築されていました。
(現在のように本格的な断熱材を一般住宅に用いるようになるのは、1973年第一次オイルショック以降です。まだ40年の歴史なんです。)

冬の寒さの代名詞は「隙間風」(すきまかぜ)です。 窓は板戸、障子くらいで、暖は主に火鉢でとります。 重ね着で寒さをしのいでおりました。

そんな中、稲ワラ40㎝を約5cmまで圧縮し畳床(ワラ床)にして、イグサ畳表を張り合わせて作った「畳」は日本住宅のアイテムの中で驚異的性能を備えておりました。

最近はあまり見かけませんが、カーペット敷の応接間がありましたが、あの暖かそうなウールカーペットを畳と同じ5cmの厚さにしても、畳の方が熱伝導率(熱を伝える率)は低いというデータがあります。 すごいぞ「畳」!!!

保温性以外にも、保湿性、調湿性、遮音性、沈静効果等、住まいに必要な機能を備えています。本当に日本の気候に適していますね。

次回は、日本人の文化と「畳」の関わりについて書きたいと思います。

 

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福岡・熊本の注文住宅 桧家住宅
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