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効率的な土地探しへの近道!?用途地域とは?

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こんにちは。桧家住宅の山下です。

家づくりの際に重要な“どこに住むのか”。
土地を探す際に、まずどんな雰囲気の地域に住みたいか決めると思います。
“閑静な住宅街”“駅やスーパーが近い”等、それぞれ異なるはずです。

土地探しを住宅メーカー等に依頼すると様々な土地を紹介されます。
紹介された土地が自分の住みたい雰囲気かどうか知るには実際に足を運ぶのが1番です。しかし、忙しい時に何ヶ所も出向く事は難しいと思います。
本当は1,2つに絞ってから行きたいですよね。

そんな時、足を運ばずにその土地の雰囲気が“閑静な住宅街”なのか“賑やかで利便性高い土地”なのか知る方法があります。それはその土地の“用途地域”を確認する事です。
家を建てる事が出来る土地には“用途地域”というものが設定してあります。
これは行政のホームページなどに記載してあるので、インターネットで探すと分かります。

検討中の土地の“用途地域”は是非確認してください。
何故かと言うとこれを知らないと住んだ後に「思っていた町の雰囲気と違う」「意外とにぎやかで住みにくい」等という弊害が出ます。
今日は“用途地域”についてご説明します。

用途地域とは?

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用途地域は、建築できる建物の用途が決められている地域の事です。
これは、都市計画法に基づいて決められています。
その地域ごとに建てられる建物を制限する事で“住宅”や“工場”、“病院”など各種建物の環境を整える事が目的です。

どんな種類があるの?

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大きく分けて下記の3つのタイプがあります。

(1)住居系
(2)商業系
(3)工業系

 

これからまた細かく全13地域に分けられます。
いくつか例として見てみましょう。

【第一種低層住居専用地域】

低層住宅の環境を保護する地域。
建てられる建築物の高さが10mまたは12mまでと決まっています。
また、建てられるのは一戸建て住宅、賃貸住宅やマンションに加え、小学校・中学校があります。基本的に住宅が多いので閑静な住環境の地域です。

【第二種低層住居専用地域】

この地域の建物の高さ制限は第一種低層住居専用地域と同じです。
建てられる建物は第一種低層住居専用地域に加え床面積150m²までの店舗が入ります。
代表的なものとしてコンビニや飲食店があります。
閑静な住環境でありながら店舗もあるので利便性も兼ね揃えた地域です。

【第一種中高層住居専用地域】

この地域は建物の高さ制限がありません。
住宅に加え、2階建て以内&床面積が500m²以下の店舗、教育施設(幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校・大学など)、病院、図書館、神社やお寺まで建てる事が出来ます。
3階建て以上も建てられるので、分譲マンションも建てられます。

【第一種住居地域】

この地域も建物の高さ制限がありません。
住宅以外では、3000m²までの店舗や事務所、ホテルまで建てられる建物の範囲が広がります。様々な商業施設があるので、これまでの地域よりもにぎやかです。
比較的駅に近い場合も多いです。

確認する事で分かる事とは?

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先ほどの例を見て頂くと地域によって下記の様な違いが分かると思います。

どのくらいの高さの建物が建てられるのか
住宅以外の建物がどんなものがあるのか
どのくらいの規模の店舗があるのか

土地の用途地域が分かれば、その土地が“閑静な町”なのか“利便性が良い賑やかな町”なのか分かります。また、今は建物が少ない場合でも今後どのような建物が建つ可能性があるか分かります。

では、どの地域を選んだらいいのか希望別にまとめてみました。
参考にされてください。

静かな地域で生活がしたい!
そんな方には…

第一種低層住居専用地域
田園住居地域

基本的に住宅・マンション・教育施設や図書館が建築可能な地域です。

静かな地域が良いけど近くに買い物できる場所も欲しい!
そんな方には…

第二種低層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域

コンビニ~中規模の商業施設や事務所も建築可能なので
その様な建物があると買い物もしやすく利便性も◎。

便利で賑わいのある明るい地域がいい!
そんな方には…

第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
近隣商業地域
商業地域
準工業地域

商業施設に加え、映画館や自動車修理工場までの建物が建築可能です。

準工業地域には工場も建築可能ですが、軽工業やサービス施設がメインで危険性のある工場は建ちません。

土地情報をインターネットやチラシで見た時は用途地域を注意してみて下さい。
用途地域は、一つの判断材料になりますがそれだけで判断するのは危険です。
これはおおむね5年に1度見直されるので候補地の現地の確認も必ず行いましょう。

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