家づくりって何から始めたらいいか、何をどれくらい事前に知っといたらいいかわからないくらいいろんなことがありますよね?構造、工法、間取り、土地の探し方などなど、家づくりが始まると様々な専門用語が飛び交うことになります。家を建てる時は、家や土地の知識はもちろん大事なんですが、同じように大事なのが「お金」のこと。
家の広告によくあるのは、
「家賃並みの価格で家が買えますよ」
「ボーナス払いなしですよ」
こうした言葉です。
確かに家や土地は資産になるし、これなら賃貸住宅に住み続けるより魅力的に見えますよね?でも、住宅ローンを払い続ける期間を見てください。ほとんどの場合、35年となってます。
もしあなたが35歳で、35年ローンを組んだとしたら支払い期間は70歳まで。でも、現状60歳で定年になるケースがほとんど。年金は65歳からしかもらえません。現状では、5年間は無収入になる可能性があります。あなたは、60歳の時のローン残高がいくら残っているか、ご存知ですか?
60歳で残るローンは1000万円近い
例えばこの条件だとします。
借入時年齢:35歳
借入額:3000万円、ボーナス払いなし
金利:1%
返済期間:35年
この条件だと、60歳の時の住宅ローン残高はなんと約970万円。仕事をリタイヤし、これからは老後をのんびり過ごそう…というタイミングでまだこれだけの支払いが残る計算です。
「退職金で払えるから大丈夫」
「定年延長になるから収入があるはず」
こうした見方も確かにあります。
一気に払ってしまえるならもちろんそれでもいいんですが、それによって老後の暮らしが苦しくなってしまうケースも…。住宅ローンはできるだけ60歳までに完済するようにしたほうがいいです。
もらえる年金額は…?
住宅ローンを60歳までに終わらせた方がいい理由は、老後にもらえる年金と大きく関係しています。総務省の「家計調査(2人以上)」平成29年2月分によると、老後世帯が多く含まれる「無職世帯」の生活費は住居費を除いて約236,000円。 食費、光熱費、医療費、税金などすべての支出を含めたものです。
ちなみに、厚生労働省が発表している夫婦2人の年金額は1か月約221,000円。 生活費だけでマイナスになってしまう計算になります。 約15,000円のマイナスなら、貯金や退職金での穴埋めも何とかなるかもしれません。
しかし、これに住居費(住宅ローン)が入ってくるとどうでしょう?毎月10万円近い大幅な赤字となってしまいます。年間では100万円を超える赤字です。年金支給は今後段階的に引き上げられる可能性が高く、年金額も今より減らされるかもしれません…退職金でローンを完済する方法もありますが、退職金は老後の生活のために使った方がよさそうです。
対策は計画的な貯金と繰り上げ返済
退職金で完済しないなら、一体どうやって返済すればいいんでしょうか?
その方法は繰り上げ返済です。家を購入した直後から貯金し、タイミングを見てまとめて返済し35年の返済期間を短縮するというもの。繰り上げ返済の回数に決まりはなく、何回かに分けてまとめて返済することもできます。※金融機関によっては手数料がかかる場合があります。
でも、貯金すると言っても家計のどこを見直して貯金に回せばいいのか、繰り上げ返済するにしてもそのタイミングはいつがいいのかわからないですよね?桧家住宅では、そんな資金計画についても専門のスタッフがあなたと一緒に考えます。
「毎月の支払いが家賃並みだから安心ですよ」という現在の安心だけでなく、将来に渡って安心できるようにあなたのライフプランに基づいて返済計画を立てて行きます。家のことだけでなく、資金計画についてもぜひご相談ください。
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