土地を探して家づくりを行う方には“土地探し”はとても重要ですよね。
一生住む可能性が高い土地ですから
しっかり満足した上で家づくりを進めていきたいですよね。
お子様がいらっしゃるご家族であれば
「ここの学校校区が良い!」とか
「おばあちゃん、おじいちゃんの家から近くが良い」等と
エリアが絞られてくるのではないでしょうか。
またエリアの他にも希望条件をあげていくと、いくつも出てくると思います。
しかし、そのような希望を全て叶えるような100点満点の土地はめったにない
と言われています。そんな中、
【希望するエリアに手頃な金額で充分な広さの土地がある!】
という事があれば、すぐに購入したい!と思いますよね。
その際、土地が思っていた形状と違ったらどうですか?
例えば、イメージしているのが正方形や長方形の四角の土地の場合、
条件が良い土地でも形が三角等イメージと形状が異なっていたらこう思いませんか?
「想像していた四角の家が建てられないのではないか」
「間取りなど制約が出てくるのではないか」
そう思い、住宅を建てるのを少しためらってしまいませんか?
しかし、その様な形状が通常と異なる土地でも住宅を建てるメリットがあります。
今日は形状に特徴がある土地としてあげられる【旗竿地】をご紹介したいと思います。
旗竿地とは?
旗竿地とはその名の通り、旗に竿が付いている様な形の土地の事です。
道路に接する部分が細い通路になっており、その通路の奥に建物を建てる広い敷地があります。
図1
図1の【土地B】が旗竿地です。このような形状の土地が存在するのには理由があります。建物を建てる土地は建築基準法で接道義務が定められているからです。建物を建てる土地として定められている条件は“土地が4メートル以上の道路に2メートル以上接している”事です。
仮に下図(図2)の【土地B’】様な土地があったとします。
建物を建てるには十分な広さがあったとしても、敷地が道路に2メートル以上接していないので建物を建てる事が出来ません。
図2
このような土地は使い方が限られてしまうので、建物を建てる為に最低限必要な条件をクリアさせようとすると図1のような旗竿地が発生するという事になります。
旗竿地で住宅を建てるメリットとは?
この様に特徴がある旗竿地。次に旗竿地で住宅を建てるメリットを4つご紹介したいと思います。
メリット①土地が比較的安い
旗竿地は、面積の割に比較的安い事が多いです。
土地の形状が特殊なので、建物を建てる位置や形、竿部分の土地の利用方法が限られてしまうからです。
メリット②静かに生活できる
当たり前ですが、旗竿地に建てた住宅は旗竿地以外の土地に建てた住宅よりも道路からの距離が離れています。よって、道路を走る車の音や道路沿いの道を歩く人の声などが届きにくい傾向があります。その為、比較的静かに生活する事が可能です。
メリット③内装に費用を掛ける事が出来る
旗竿地に建てた住宅は道路から離れたところにあるので、道路から見て建物が見えにくいという特徴があります。
ですので、外観よりも内観に比重を置く方が多いです。
外壁のコストを内装に回す事でこだわった作りやインテリアを使用する事が出来ます。
メリット④安全性が高い
住宅の目の前に道路がないため、家を出た途端自動車が突然飛び出してくるという道路トラブルがまず起こりません。少し目を離した隙に子供が道路に飛び出すという心配も少なくなります。
【旗竿地】について知って頂けましたか?
子育て世代や内装にこだわりたいご家族は【旗竿地】も候補にいれるのはいかがでしょうか。
しかし、メリットはあるものの、【旗竿地】には購入前に知っておいて欲しい項目があります。次回のブログでその“旗竿地に家を建てる時に知っておきたい注意点”をご紹介したいと思います。
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