こんにちは。桧家住宅工務部の立石です。
今回は家の建築には欠かせない地鎮祭についてです。
地鎮祭とは建築工事を始める際にその土地の神様に土地利用の許しと、工事の無事を祈願する儀式です。
式自体は約30分くらいで終わります。その後は配置確認、GL設定の確認を行います。
配置確認は地縄(建てようとする建物のおおよその位置を確認するために縄を張ること)を元に行いますが、現地での配置変更は東西南北に30cmくらいしかできませんので、プランニングの段階で精一杯、考えておく事が重要になります。(車庫の場所、隣地境界との距離等)
配置確認が終わると、GL設定の確認になります。GLとはグランドレベル、つまり地面の高さのことです。
GL設定の確認は前面道路より高く設定し、現地盤面より高すぎても低すぎてもいけません。高く設定しますと盛土工事が発生し、逆に低く設定しますとスキトリ工事が発生し残土がたくさん出てきます。
どちらも施主様に金額の負担が発生しますので、現地でちょうど良い高さを設計士の助言のもとに決定します。
地鎮祭が完了しますと、いよいよ基礎工事が始まります。
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工務部 立石和則