こんにちは！桧家住宅の續(ツヅキ)です。
週末になると住宅会社がよく行っているのが｢実例見学会｣。あなたも行かれたことがあるんじゃないでしょうか？
もし気になるデザインや間取りの実例見学会があるなら、絶対に見に行った方がいいです。住宅総合展示場のように、大きなところへ行くと一度に何社ものモデルハウスを見ることができますが、それはあくまでモデルハウス。
実際よりも建物自体が大きかったり、実際には予算の関係であまり選ばれない最高級の設備が付いていたりすることが多いです。
その点、実例見学会はお客様と打ち合わせして作った家。実際にそこに人が住む家なので、現実的な仕様や間取りを体感できます。それが実例見学会に行く大きなメリットです。
でも実は、実例見学会で見てほしいポイントはそれだけではありません。ある3つのポイントをチェックすると、安心して家を建てていいか判断ずることができるんです。今日はその3つのポイントについてご紹介します。
チェックすべき3つのポイントとは？
①現場はきれいに片づけてあるか？
見学会の会場は、家の工事が終わったばかりのところが多いです。出来たてほやほやのきれいな建物ですが、敷地に目を向けると工事が終わったばかりなので十分に片付けができていないところも。
例えば、工事で使った角材などの残骸が敷地内に残っていたりするケースがあります。工事が終わったばかりとはいえ、実例見学会をするということはお客様をそこでお迎えするということ。きれいに片付けができていない住宅会社はお客様を大事にしない会社…という見方もできます。
②家が傷つかないように家具をディスプレイされているか？
実例見学会の会場は、引き渡し前のおうち。だから、基本的に家具などのインテリアはまだ何もありません。
しかし、その状態で見学会をするとあまりに殺風景ですよね？そこで出来るだけ実際の生活感を出すために住宅会社がダイニングテーブルなどの家具やインテリアの小物を運んで配置しています。
実は、ここが見るべきポイントなんです。家具をどのように置いているかをぜひ見てください。もし家具をラグやカーペットを敷かず、床の上に直接置いているなら、その住宅会社は家を建てた人への配慮がない会社です。
直接置けば床に傷が入ることも考えられますよね？もし新生活が始まる前に床に傷がついていたら…建てた人のショックは大きいはず。家具をどうディスプレイしているかは大事なチェックポイントです。
③近隣への配慮はあるか？
見学会開催のチラシを入れると、たくさんの方が車で来場されます。多い時だと会場の敷地内に入りきれないことも。現地への誘導がスムーズにできていなければ、近隣の道路が渋滞してそこに住む方に迷惑となることもあります。
これからそこで長く住むのに、見学会が原因で近所の方にいい印象を持たれない…というのは絶対に嫌ですよね？見学会をする際は、住宅会社のスタッフがちゃんと案内看板を出しているか、車を駐車場まで誘導しているかを確認し、近隣への配慮があるかどうかチェックしてみてください。
まとめ
見学会はその会社が建てる｢リアルな家｣を見るチャンスです。それと同時に、その会社で家を建てた後安心してアフターフォローを任せられるか、本当にお客さんのことを大事にする会社か、を見極める場でもあります。
間取りや設備などのハード面だけでなく、気配り・心配りといった｢ソフト面｣の実力は見学会の場でよく現れるんです。
もし上の3つのポイントを見た時に引っかかるものがあれば、その住宅会社で家を建てるのはやめた方がいいかもしれません。見学会へ行く時はこうした視点でも見てみてくださいね。
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